迎え火をたき、三度三度の食事を御供えし、亡くなった人の霊魂と共に過ごす・・・・・そういう習慣がない国の人たちから見たらちょっとしたホラーですね(^^); 私の子供のころ、家に仏壇はなく、婚家にもなくて、決まった様式は伝えられていないので、自分流で御盆行事をしています。世の中忙しくて、盆経もお寺様の都合でお盆にはあがりません。昔ながらの風習もどんどん簡素化され、伝わっていかないものも増えてきたような。それでも孫たちには、迎え火、送り火に導かれて、きゅうりの馬に乗って急いできて、なすの牛に乗ってゆっくり帰るひいじいちゃんや、ひいばあちゃんの話をします。おリンをならしたり、木魚をたたくのを手伝ってくれていますが、何と思っているのは定かでなく、鋭い質問をされると、そういう考え方もあるということだと答えます。じいちゃんばあちゃんとしては、少しでも日本の風習を伝えていきたいです。
 さて、今日の晩御飯は何にしましょう?「はだかれー」おいしそうですねェ。私の場合はちょっと見苦しいことになるので、ひいじいちゃんの好物だったうなぎにします。