まだ夏至だというのに猛暑日が続いています。

ちょうどこの時期に見られる現象に、我が家の七不思議の一つがあります。毎朝トイレの便座に座っている時気がついた出来事です(クサイ話ですみません)。トイレから水屋までの3つの扉を全開にしておくと(我が家ではほとんどあけっぱなし---)、直線にして約10m程ですが、電気が必要なほど暗い水屋まで見通すことができます。ある朝便座に座っていると、突如として頭上の窓から一筋の光が差し込み、暗い水屋が一瞬にして昼間のように明るくなりました。この現象は、夏至の前後の数日間、それも晴れた日にしか体験できませんが、一筋の光が奥の水屋まで差し込む様は幻想的で、エジプトのアブシンベル神殿を連想します。

アブシンベル-1アブシンベル-2
   
 (小さくアリのようなのが人間です。上図は神殿の入口。下図は神殿の内部です)

アブシンベル神殿はアスワンダムが完成すると湖水に水没する運命であったものを、60mほど上部に移築したことでも有名ですが、ラムセス世によりBC1250年頃に造られた岩窟神殿です。

約15mほど入った神殿の奥には4人の神が祭られていて、年2回2月(ラムセス世の誕生日)と10月(秋分の日)に昇ったばかりの朝日が神殿に差し込むと、ちょうど2人目のラムセス世像にあたるように設計されています。
 今月の夏至前後はちょうど梅雨の時期と重なり曇り空が多くあまり気にしていませんでしたが、24日朝いつものように便座に座っていた時、雲間から突如太陽の光が水屋まで差し込みました。ほんの一分間ほどの出来事ではありましたが、今年もアブシンベル神殿を思い出し感動することができました。