
これは菩提樹という木の葉っぱです。お釈迦様がその昔、この木の下に座って悟りを開いたという、まさにその木の末裔です。インドへ行ってその木の下で種を拾って持ち帰り、発芽させたものをもらいました。菩提樹という名前は、仏陀の木、すなわち悟れる者の木という意味らしいです。
インドでは一本で森になるくらい大木になるそうですが、所詮、熱帯の植物。日本では霜に当たるとあっという間に枯れてしまいます。最初は、まあこんなもんだとあきらめていましたが、なんと翌年の六月頃になって芽を出してきました。根っこだけが生き残ったのでしょう。今年で三年目の冬を迎えますが、木の勢いはだんだん強くなって、今は二メートル半くらいあります。今度も霜に当たると、地上の部分は枯れるようですが、そのうち耐寒性をもってくるのではないかと期待しております。
この葉っぱの大きさは20センチ程です。ゴムの木の仲間だそうです。ちなみにシューベルトの歌に出てくるのは、ヨーロッパ菩提樹というのだそうです。こちらは寒くても枯れません。