最近どこへ行っても猫の多さに気がつきます。夏には道路に駐車してある車の下には必ず猫の姿がありました。おそらくみんな野良猫なのでしょう。私のまわりにもそれらしきにおいが漂って、いっぱいいることがわかります。
  今日、すぐ前を親子連れのノラ一家が通りました。親は灰色の美女、仔猫どもはなんとマックロケ。それも三匹ともなのです。むかし、そんな歌がありました。「ぼくの恋人は・・・」 とてもかわいいのです。何でかわいいのでしょう。前も後ろもわからないくらい黒いのです。
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  飼ってやりたいような気もしますが、可愛いのは子どものうちだけかも。自分の子でさえ、小さいうち可愛かったが、だんだんそうでもなくなっていったように。ましてや、言葉も通じない生き物ですから。それに今の猫は20年位生きるから、ひょっとしてこちらが先にお陀仏かも。というよりも、こちらにそれだけの気力がなくなってしまったのでしょうかネ。

 それにしても、このチビたち。今年の冬を越せるのだろうか。他人事ながらなんとなく心配になってきます。数年前にも、大晦日の日にこれくらいの仔猫が死んでいました。寒さか飢えに負けてしまったのでしょう。この子達もそんな運命をたどると思うと少しつらいのですが、やはり生きていくことはつらいのです。それで安らかになれば・・・・。