何ともなやのう 何ともなやのう うき世は風波の一葉よ 
何ともなやのう 何ともなやのう 人生七十古来稀なり 
ただ何事もかごとも 夢幻や水の泡 笹の葉に置く露の間に あじきなき世や 
夢幻や 南無三宝 
くすむ人は見られぬ 夢の夢の夢の世を うつつ顔して 
何せうぞ くすんで 一期は夢よ ただ狂へ 

                     <閑吟集>



  とても500年前の感性とは思われませんね。やはり、何も進歩していないのでしょうか。ピラミッドの奥の落書きにも、法隆寺の古材にも男はエッチで困ると書いてあるとか。