このところずっと盛大なお漏らしの始末で朝が始まっていたのに、2日間ほどは出ていませんでした。7月9日の朝、外に連れ出して赤ちゃんのように抱きかかえておしっこをさせたら出したので一安心。餌と水分をしっかり取ってもおしっこが出ないので、11時頃また外へ出ておしっこ。曇ってすずしかったので、抱いたまま少し散歩をしたら、またおしっこ。朝から息が荒めだったのですが、とてもしんどそうになったので、戻って横にした途端、嘔吐、大量のおしっこ。そのままぐったりと息絶えてしまいました。無駄吠えには辟易としていましたが、食欲もあり、まだまだ元気でいてくれるものと思っており、突然の事に、暫く抱いたまま座り込んでいました。1時間半もすると硬直が始まったので、寝かせて姿を整えました。犬は目を閉じないのですね。脳を犯されていたらしく、歪んでしまっていた顔が元の穏やかな可愛い顔に戻り、ただ眠っているだけのようでした。
 今日10日にお骨にしてもらいました。火葬してもらう直前までまだ生きていそうな気がしてお腹を触ってみたりしましたがやっぱり息はなし。とても安らかに微笑んでいるようで、やっと楽になったのだと思うことが出来ました。脱走女王だったので、肉体の制約から逃れる事ができて自由に走り回っていることでしょう。
 ご心配いただきました皆様、有難うございました 
m(_ _)m 猫


  慎んでご冥福を祈ります。
 介護もお疲れ様でした。




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 有難うございます。今朝方、夢を見ました。年をとってからが長かったので、夢の中でも年寄りっぽくとぼとぼと歩いていました。若い頃の姿を沢山思い出し、今度は、ビューッと脱走していく姿や、山道をはしゃいで、先まで走って行って、早く!早く!とばかり戻ってきたり、小島に渡る船の舳先に得意げに立ったりした姿に、夢で会いたいと思います。