お盆明けに孫二人と娘夫妻とで宝剣岳に行きました。この山は30年以上も前に、幼稚園の子供3人連れて登ったことがありました。今から考えてみれば無謀なことをしたものですが、頂上で他の登山者が「わー。赤ちゃんがいる!」と驚かれたことだけ覚えています。ただその子供たちが「ほとんど覚えていない」というのには少し憤慨。
そんなわけでこの山は少しなめてかかったのでしょう、それとも自分が年取ったことを忘れていたのか。結局娘と下の孫は脱落。婿さんと四年生のこと3人で上りました。写真は最後の鎖渡りの難所です。写真ではわからないのですが、右下は千尋の谷。後で聞いたら、婿さんも足がすくんだそうですが、チビの手前、平気な顔をしていたのだとか。大笑いしました。
それにしても昨今は年配の登山者が多いこと。みなさん、両手に杖を持って歩いています。最後の青春を楽しんでいるようです。皆さん美人に見えましたね。昔の恋人だったような女性もいっぱいいました。トムラウシ山で亡くなった人たちもこんな感じだったのでしょう。あらためてご冥福を祈ります。
ところで、この山登りで直りかけた膝がまた痛み出しました。これではしばらくテニスもお休みになるか。整形外科の藪医者は「年齢ですな」。そんなことは分かっているのであります。
残暑お見舞いに代えて